岡ちゃんブログ
- 2020/11/27 10:38
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「竜馬は今も生きている」
同月同日に生れ、死す。
天保6年11月15日、高知市上町1丁目(現)に土佐藩郷士と生まれ、
慶応3年11月15日、近江屋事件で、中岡慎太郎と共に暗殺された、坂本竜馬
今、高知市では竜馬生誕180年祭が盛大に開催されている。
長き江戸時代に終焉を告げ、明治維新を実質的に創った竜馬。
犬猿の仲であった長州藩、薩摩藩を説得し、藩長連合を結び討伐を成した。
「船中八策」を残し、「大政奉還」を成立させ、明治維新を実現させた竜馬。
僅か31才で、この世を去った青年竜馬の生涯はドラマに満ちている。
明治の礎を築いた「西郷隆盛」は過去の偉人の貫禄があるが、竜馬は、
現代の今にも生きていて「おんちゃん、元気にやりゆうかね」と町中に、
ひょっこり出て来そうな不思議な男である。
西郷云わく「天下に有志あり、余多くの友と交じる。然れども度量の丈、
竜馬に如くもの、未だかつてこれを見ず。竜馬の度量や到底測るべからず」と
初代総理大臣、伊藤博文云く「竜馬は壮年有志一個の傑出物であって、
彼方へ説き、こなたへ説きして何処へ行っても容られる人間であった。」
東洋のルソー「社会民約説」を書いた「中江兆民」も、少年の時、
竜馬から『中江のニイヤン、煙草を買ってきてオーセ』などと命ぜられば、
「快然として使いせしことしばしばなりき」と使い走りをしていた事が記されている。
人の言うことを聞かない、妥協もゆるさなかった゛兆民”でさえも、
なぜか竜馬に頼まれると身体が自然に動いた。と
風呂から裸同然で飛び出し、竜馬の危機を未然に救った゛お竜”。
世に言う、京都「寺田屋事件」である。
お竜さん、こと、竜馬と伴侶になった、楢崎龍は、後年「竜さんは、
女子には優しく、皆、竜さんを慕い、生命をかけて守りたいと思っていた」と、
また、「竜さんは、魅力に溢れていて、それは、それは、妙な男でした。」
と語っている。
竜馬は今も生きている!!
新型コロナ禍の中、『今一度、コロナを洗濯いたし申し候』と。
竜馬は国家の壁を越え、人々に勇気と希望の光
を与えながら、
元新聞記者 コラムニスト
岡ちゃん